海外送金の手数料はかなり高額。でも郵便局なら海外送金の手数料はとてもお得。では銀行の海外送金の手数料は?郵便局と銀行の手数料を比較します。
海外送金が年々増加傾向にあります。海外送金が増加している理由は、学生の海外留学や企業のグローバル化によって、海外赴任など長期期間の在住者が増えているからです。そして海外に長期在住する場合は、日本から多額の現金を荷物と一緒に持って行くのは、盗難や紛失の恐れがあるからです。では海外送金はどうやってやるのがよいのでしょう。一番オススメできる海外送金の方法は、現地の銀行に口座を開設して、日本から送金してもらうのが便利で確実で安全です。留学先の学校や赴任先の会社、滞在先の近くでATMのある銀行に口座を開設すれば、多額の現金を持ち歩く必要がなくなるので、それだけでも安心です。また海外のATMは平日、土日を問わず24時間使えるところが多いので大変便利です。海外送金でもっとも安全で安心な方法です。
海外送金で気になるのは手数料です。海外送金する際は、現地の口座へ直接振り込む電信送金が一般的で、入金までにかかる日数も3〜4日ほど見ておけば大丈夫ですし、一番早くて確実な方法といえるでしょう。しかし銀行の場合、海外送金での手数料は1回あたり4000〜5000円程度必要になります。もちろんそれぞれの銀行によってサービスは異なりますので、海外送金の手数料はしっかりと調べることをオススメいたします。現時点で、海外送金の手数料が最も安くてお得なのは、郵便局からの海外送金であると思います。海外への送金金額に関わらず、一律2500円で受け付けてくれます。また、憶えておくべきことは、海外送金する相手国の銀行によっては、受け取る銀行側で手数料が生じることがあります。たとえば10万円をそのまま海外送金すると、総額から現地で手数料を引かれて振り込まれることになるのです。海外送金の手数料については相手国の銀行のことも調べておいた方がいいと思います。
郵便局で海外送金をする場合、簡易郵便局を除く全国の郵便局で簡単な手続きと、一律2500円という安い手数料で、世界各国に送金することができます。海外送金方法には、住所に宛てる送金と口座宛ての送金の二種類があります。住所に宛てての海外送金は、郵便局で送金額や送金手数料を支払い、受取人の住所に為替証書を送り、受取人はこの証書とひき換えに現地の郵便局で、現金を受け取ることができるというサービスです。送金手数料が口座あて送金に比べてやや高くなることと、為替証書には有効期限があるので、これを過ぎると為替金を受け取れなくなるので注意が必要です。口座宛ての海外送金はかなり早く送金することができます。また、手数料も住所あて送金に比べ安くなっているので、郵便局から海外送金する前に調べることをオススメいたします。